島原半島 -島原半島公式観光サイト-

雲仙市の入口、愛野町の国道57号沿いにある展望スポット。標高約100mの断崖の眼下に広がる橘湾と南東に雲仙岳を一望できます。「天皇陛下御展望の地」という立札が立っており、 昭和天皇が3回来られた場所として圧巻の美景を誇ります。

すぐ隣の「長崎カステラランド」には、展望抜群のレストランや売店のほか工場見学も可能。ドライブ休憩の立ち寄りスポットに最適！

雲仙連山の麓に位置し、西には橘湾が見渡せる公園。広大な敷地は県下有数の桜の名所として知られ、春には多くの花見客が訪れます。親水公園も整備され、夏には涼を求める家族連れなどの憩いの場となっています。

千々石（ちぢわ）の三大先人（橘中佐・釧雲泉・千々石ミゲル）の史蹟も数多く残り、歴史と文化の薫りを感じることができるでしょう。

橘神社には、年末になると高さ10mを超える大門松がお目見え。荘厳な雰囲気の中でライトアップされる門松をひとめ見ようと、毎年多くの初詣客で賑わいます。

島原地域に江戸時代から伝わる郷土料理「六兵衛（ろくべえ）」が味わえるお店。サツマイモ粉をこねて棒状にした短い麵とダシの塩気が相性の良いご当地グルメで、モッチリでツルンとした喉ごしが特徴。柚子コショウを入れて味変もお試しください。

えび天やゴボウ天、九州産干しシイタケ天、しそ天を乗せた「四天盛り」はボリューム満点、天むすや高菜巻などのサイドメニューも大好評です。

木のぬくもりたっぷりでレトロな雰囲気漂う店内は、ほっこりとした安らぎを感じます。

初夏の新緑が美しい季節に現れる自然のトンネル。道の両側を緑豊な木々が覆い、まるでトンネルのようになることからこう呼ばれており、木漏れ日あふれ、涼やかな雰囲気が絵になると話題のスポットです。

長崎県の近代化遺産のひとつで小浜～愛野間を結んだ旧小浜鉄道の跡地であり、道幅が狭いのが特徴。現在は県道201号線として利用され、橘湾沿いをのんびりと走る海のドライブコースとして注目を集めています。 

高温で豊富な湯量が自慢の小浜温泉は、古くから湯治場として親しまれてきました。その源泉温度105度にちなんでつくられた、全長105ｍの日本一長い流れる足湯は必見。腰掛け足湯や小石が足裏を刺激するウォーキング足湯で、ドライブの疲れを吹き飛ばしましょう。愛犬も入れるペット足湯も備わっています。

隣接する「蒸し釜」もセルフサービスで利用できます。足湯に入る前に食材を蒸しカゴにセットすれば、身体が温まる頃にはホカホカ食べごろに。蒸した食材は旨みが凝縮されるので、とびきり美味しくいただけます。

橘湾のオーシャンビューが自慢の「CAFÉ KAION」をご存知でしょうか。木材を基調とした店内は優しい雰囲気で、ゆったりくつろげるソファ席や、開放感あふれるテラス席もあります。フードメニューは、地元の人気店から日替わりで商品を仕入れており、ショーケースには美味しそうなパン、ロールケーキやドーナツなどが多数並び、どれも小腹を満たすのにぴったり。

駐車場完備、テイクアウトもOK、皆様のご利用お待ちしております。

仁田峠駅から妙見岳駅の約500mの距離を片道約3分で結ぶ雲仙ロープウェイ。大きなガラス窓のゴンドラから見える美しい山々のパノラマは壮観。妙見岳展望台からは普賢岳や平成新山のほか、条件が揃えば遠くに霧島や桜島まで望めることも！四季折々に移ろう仁田峠は、いつ訪れても見事な景色が広がります。

広葉樹林に覆われた普賢岳の中腹は、国内屈指の火山景観を見せています。

至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出し、硫黄の香りに包まれる雲仙地獄。湯けむりが立ちのぼるなか遊歩道を散策しながら、ダイナミックな地球のエネルギーを体感できます。蒸気で蒸し上げた温泉卵を食べたり、足蒸しで地熱を感じたり、のんびりと火山の恵みに癒されましょう。

キリシタン殉教の舞台となったことでも知られ、殉職碑も建てられています。

開湯は1300年以上前と伝わる雲仙温泉は、明治の頃には外国人の避暑地として賑わった歴史ある温泉郷。湯けむり漂う街並みに、源泉かけ流しや絶景露天風呂が自慢の老舗旅館やホテルが軒を連ね、泉質は乳白色の硫黄泉で、美肌効果も期待できると言われます。旬の食材を使った会席料理を堪能すれば、極上の時間を過ごせること間違いなし。

地元の人たちとの会話を楽しむなら共同浴場へ行ってみましょう。旅先での出会いや交流も旅の醍醐味の一つです。

雲仙国立公園内に位置する諏訪の池。フィッシングが盛んなだけでなく、たくさんの野鳥が生息しバードウォッチングも楽しめます。天気が良ければはっきり望める普賢岳を背に、澄み切った空気を感じながら快適なウォーキングはいかがでしょうか。

隣接する「雲仙諏訪の池ビジターセンター」は、四季を通じて豊かな自然とふれあえるスポットとしてファミリーに人気。雲仙の自然に関する展示をはじめ、池散策や探鳥会、星空教室などイベントも充実しており、屈折式大型望遠鏡で本格的な天体観測をすることもできます。

戦国時代のキリシタン大名であった有馬晴信の居城跡。

キリスト教の繁栄と弾圧の歴史を持つ南島原市の史跡のひとつとして知られ、城跡からは貿易の足跡を確認できる陶磁器や、豊臣秀吉との関係を語る金箔瓦などが多数出土。宣教師ルイス・フロイスがこの居城を称賛する文献も残しており、いかに絢爛豪華な城であったかが伺えます。

事前予約制で観光ガイド案内もあるのでぜひご利用ください。

原城跡にほど近い「原城の宿　城」に併設された食事処。有明海が育んだ新鮮な海の幸や、地元食材をふんだんに使った料理を味わえます。午後の行程に備え、落ち着いた雰囲気の店内で、刺身や煮魚、天ぷらなどを盛り込んだ御膳や定食をいただきましょう。

郷土料理の具雑煮鍋のほか、原城わかめをゼリー状に溶かして細麺加工した「ひょっつる」などもご賞味を。丼物や麺類などのメニューも豊富に提供しています。

眼前には有明海、背後には雲仙岳を望む小高い丘にある原城。1637年におきた島原・天草一揆の主戦場として知られ、今では世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつとして、国内外の観光客を引きつけています。春には桜が美しく咲き、往時を偲ばせる石垣などを見学しながら風情たっぷりの散策ができます。

丘の上から対岸の天草（熊本県）や有明海を見渡せば自然の雄大さ、美しさに圧倒されることでしょう。

島原半島の最南端、有明海入口の港町「口之津」から出航するイルカウォッチングクルーズ。1年を通して野生のバンドウイルカが回遊している早崎海峡では高確率でイルカに出会えると評判です。天候に応じて見られる場所や数が異なるため、どのポイントを訪れるかは当日のお楽しみですが、運が良ければイルカの豪快なジャンプが見られることもあるそう。

イルカの人なつっこく愛らしい姿やかわいい鳴き声を身近に感じる体験は、心を癒やし、一生の思い出となることでしょう。

島原半島の最南端にあり、行き交う船の安全を見守る灯台。有明海の入り口に位置する早崎瀬戸は、全国的にも潮流がはやい海域として知られており、3～6月の大潮時には直径約20ｍの渦潮が発生し大迫力です。

ハートのオブジェのある展望台からは橘湾の美しい夕景や、対岸の天草（熊本県）を間近に望めます。大切な人と訪れて、輝く水平線を見ながら「幸せの鐘」の音を響かせてみませんか？